【質問】
 お風呂上がりのビールがおいしくて、毎日飲んでしまいます。週に一度は“休肝日”を作るといいと
聞きますが、実際のところどうなんですか?(ホップルン・45才・主婦)

【南雲先生の回答】
“毎日お酒を飲んでいたから肝臓を悪くした”なんて話もよく聞くけれど、じゃあ、アルコールを一切
摂らない“休肝日”を設ければ、それで肝臓の機能は元に戻るかというと、そういうことではないんだな。
 実は肝臓がアルコールを処理できる容量というのは決まっていて、一生の間にどれだけアルコールを
飲めるかというと、男性なら500kg、女性なら250kgといわれているんだよ。だから、1日抜いたからと
いって、翌日いっぱい飲んだら、まったく意味がない。
 ちなみに、アルコールの量0.1kgというと、ワインなら1本、日本酒なら4合びん1本、ビールなら中びん
4本に相当する。これを毎日飲むとすると、男性なら14年、女性なら7年で“極量”がきてしまう計算に
なるんだ。
 だから、“休肝日”を設けるというのは、その極量に到達する日を少しでも遅らせようということになる
わけだね。
 怖いのは、この極量を超えると高い確率で肝硬変になり、それでもまだ飲み続けると、肝臓がんに
なる人が多いということ。“すぎた酒は命を削るカンナ”というのがよくわかるでしょう?

https://www.news-postseven.com/archives/20120923_144548.html?DETAIL

健康を気にして休肝日を設けようとしたけどもう遅い!
ってラノベのタイトルかよ。