>>137
>すいません、空母のスキージャンプ式って何かデメリットがあるんでしょうか?

アメリカ海軍にもスキージャンプを付けるべきという人は居て、NAVAIRのアシスタントマネージャだったアート・ネイルズ少佐という人が1990年に書いた論文では、スキージャンプのランプの半分は勾配がウェルドックに注水したときの傾斜以下だから着陸に問題ない、合成風力35ノットなら300フィートで2万9000ポンドのハリアーを発艦させられて、かつ450フィートをヘリの発着に使えると説いた。

そうしない理由は「海兵隊員をヘリで揚陸する」という本業に差し障ること。

「そんな必要性が来ることがいつ何回あるのか、というのはともかく」なんてトンチキはともかく、2015年まで使ってたCH-46は、LHA/LHDに40機以上、搭載されていた。
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1000名からの海兵隊員をヘリボーンさせるために、機体を甲板に上げて、順繰りにエンジンかけて待機させ乗り込ませ飛び立たせを最小の時間でやるのだから、発着スポットを減らしたくない、と。

あと「飛行甲板がこれだけ長ければ必要なら滑走距離を多く取れば十分だろう」なんてのもなく、艦の速度が出せない、適当な風がない、となれば最大離陸重量はガリガリと削られる。1979年に陸上でYAV-8Bが試験したときは「35ノットの合成風力が得られずに」2万3000ポンドの制限を受けた。
欧州海軍ではSTOVL「空母」だから「搭載STOVL機のために」スキージャンプもつけるし合成風力を増やす30ノット弱の高速を発揮するが、LHA/LHDはそもそも速力が20ノットと低く、STOVL機のために艦ができることが最初から限られている。

将来、後継艦で速度やヘリボーンの要件が変わったら、ランプを付けるようになるかもしれないけど。