2014年の制裁はきいていないと言われているがロシア軍の計画と比較するとそうでもない。

・T14戦車は2017年から完成した車体が続々ロシア軍に納入され2020年には2300両が
完成して主力戦車になっているはずだったが、去年の報道でも2021年末に最初の20両が
納入予定と報じられていただけで、量産計画は完全に頓挫している。
・ロシアの歩兵部隊には高度な戦術データリンクシステムに防弾装備を合わせた次世代の
歩兵装備である「ラトニク」セットが2020年には7割超の部隊に配備されている予定だった。
しかしウクライナ侵攻した部隊には配備が確認出来ない。

これらは2014年からの制裁により、使用する予定だった欧米の高度な情報機材が使えなく
なった事で新規装備の製造が頓挫したのが原因だろう。