>>344
全く違う。

ケインズが対立していたのは、古典派経済学で、古典派経済学はレッセフェール。
ほっとけば市場が調整してくれるから資本主義は素晴らしい。政府は夜警だけしてれ
ば良いという考え。

ケインズが噛みついたのは、
1.市場の調整の速度はそんなに早いのか?長期的には皆死んでしまうという奴。
2.市場の調整が機能しなくなる場面はないのか?流動性の罠の解明
これらの分析を通じて、資本主義であっても、政府が介入しなければならない事を示した。

ケインズの時代は、デフレの時代だったので、総需要喚起策が正しいという結論になった。
インフレの時代だったら別の結論になっただろう。

そういえば、長年のデフレに苦しんでいるのに、新自由主義とやらが跳梁跋扈している
極東の島国があったような記憶があるんだけど。その国では、バブル崩壊でデフレになり
かかっている時に、インフレ予防策のサッチャリズムとかレーガノミクスを、世界の流行だ
からと、やりたがっていたな。

余談だけど、そのほかにも市場調整が失敗するケースが多々あって、公共経済学という
分野で規制や補助金の根拠になっているのだけど、この手の学問はアメリカでは滅茶
流行して、ノーベル経済学賞の有力分野なんだけど、日本ではなぜか流行らない。