ボーイング、T-7A初号機公開 試験後に米空軍へ
4/29(金)
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ボーイングは現地時間4月28日(日本時間29日)、米空軍に引き渡しを予定している
最新ジェット複座型練習機T-7A「レッドホーク」の初号機を公開した。
空軍は351機を発注する見通しで、初号機はセントルイスで地上試験と飛行試験後、
空軍に引き渡される。
エンジンは単発ながら双発のT-38Cと比べて推力が約3倍となり、近年の戦闘機と
同じ垂直尾翼が2枚の「ツインテール」を採用して全高を抑えた。コックピットは教官が座る
後席を前席よりやや高い位置に配した「スタジアムシーティング」とすることで視界を確保している。
地上とのデータリンクやキャノピーを横開きにするなど、T-38を使う教官の声を開発に反映し、
製造コストを抑えた。
T-7Aは設計や製造工程などにデジタル工学を導入しており、設計から初飛行に
至るまでの時間を大幅に短縮。リスクシェアリング・パートナーとして、
ボーイングはスウェーデンのサーブと契約した。
レッドホークは2023年までに最初の引き渡しが行われ、2024年までに初期運用能力、
2034年までに完全な運用能力をそれぞれ獲得できる見込み。
ボーイングは、日本を含む海外でのライセンス生産にも意欲を示している。

ツインテールというとグドンの餌か