>>677
>角川映画とかあそこらは色々言われながらもうまくやっていたような。

でも角川春樹の映画製作の方法論がどうにか機能していたのは精々80年代前半までだしなー。

その後春樹の撮りたい映画と客が観たい映画のギャップが広がるばかりで、90年代初頭にはほぼ春樹のエゴを満たすだけの
駄作を派手な宣伝で売り付ける悪循環にハマりました。

その挙句に80年代にオタク産業を精力的な育ててきた弟の角川継彦と直属のコンプティーク閥を追放。
これで社内的な歯止めが利かなくなり、増々オナニー映画作りに社のリソースを全振りするも、その矢先にコカイン常用が
バレてしまい逮捕。 当然映画製作どころでは無くなり、社長の椅子からも転がり落ちる事に。

そして一旦社を追われた弟継彦が返り咲いて名実ともにトップとして君臨し、80年代に自らが育成したラノベを中核とする
メディアミクス路線をさらに拡大させて日本におけるオタクメディア産業の最大勢力になるのだから、後のなろう小説で
言う所の「追放逆襲系」を地で行く展開でしたね。