Tachyum Prodigy T16128 Universal Processor
公式pdf
https://www.tachyum.com/datasheets/Prodigy%20PB%2016128%20v1.0_220510.pdf

なんか謎のプロセッサ出てきた。

64bitの独自ISAコアを128統合し5+GHz(最大5.7GHz?)で動作。
1コアあたり1024bitのベクタユニットを2機と4096bitマトリックスプロセッサを有する。
4-wideのOoO実行。
L1Iキャッシュ64KB、L1Dキャッシュ64KB、L2+L3キャッシュ128MB。
2Pおよび4Pシステムに対応。(最大512コアシステム?)
メモコンはDDR5-7200*16chでソケットあたり最大8TB。
PCIe 5.0を64レーン、PCIeコントローラーは32。
5nmで製造されパッケージサイズは64mm*84mm。
性能は12 AI PFLOPS、倍精度90TFLOPS。
SPECrate2017整数でIntel Xeon 8380の4倍、AMD EPYC 7763の3倍。
倍精度浮動小数点はNvidia H100の3倍。
今年後半にサンプル出荷が行われ、2023年前半にボリューム出荷予定。
x86とArmとRISC-V及びネイティブバイナリが実行出来る。

はえーしゅごい。
x86とArmとRISC-Vバイナリはエミュかなんかで実行すると思われる。
コア数と演算性能の割にちょっとL2+L3キャッシュが心許ない気がするが、ここらは16chのDDR5メモリでカバーするんだろう。
pdfの写真見るとなんかほぼコピペな感じですっごいシンプル。
コア毎にL2やL3まで持っててそれをメッシュで繋ぐ感じ?
まあスケジュール通り出荷出来るかと今後のロードマップをしっかり示せるかかなあ。
少し遅れるとx86がとんでもないスピードで性能上げてるので陳腐化してしまう可能性が有る。