こんかいのゆっくり茶番劇の背景を説明する良い記事。そこから見える日本の弱点も含めて。

https://muragoe-makoto.blog.jp/archives/86182170.html
>ゆっくり茶番劇商標登録騒動から見る「スジ」を重視する日本人

>日本人というのは他国と比べて、物事に対して「スジ」が通っているかどうかを非常に重視する国民性がある。

>一方で日本人の場合は1000円を友人に貸して返ってこなかった場合に、年収や資産の多寡にかかわらず失った理由に正当性があるかどうかで物事を判断する。
>もし友人が1000円を返してこなかった理由がギャンブルであれば大いに怒り狂うだろうが、貧困に窮してて明日のご飯代も払えないという理由であればしょうがないよねと許してくれる。

>このように日本人は「スジ」が通っていれば許容幅が大きいのだが、逆に言えば「スジ」が通っていないことに対してはどんな手段を使ってでも相手が屈服するまでぶちのめすという激高的な性格も内包している。

合法かどうかという確認は最重要だが、加えて日本では「スジ」が通っているかどうかの確認ができなければこうした大騒動で実務的な被害を受けることは避けられない。

>これは日本企業も同様で、これが日本企業の強みでも弱みでもある。
>スジを求めるために素材系や工作機械などスジを通した部分の追及が強いのだが、一方でスジを求めすぎているために中国・米国のように足りない部分はどこかから買って来ればいいという割り切りができていないという考え方ができる。