>>883

パンチェンコさんはクラインカの療養所に10日間滞在した後、マリウポリから一緒に逃れてきた高齢の隣人と共に暮らすと称して、モスクワの東、ボルガ川に面した都市ニジニ・ノブゴロドに向かうことを認めるようロシア側を説得した。

療養所を出たパンチェンコさんは、ジャンさんと呼ぶ隣人とともに、実際にはモスクワに行き、そこからバルト諸国をめざした。パンチェンコさんは最終的にイタリアに向かう手段を見つけた。

「でも、何とか稼いで故郷のマリウポリに戻ろうと思っている。もし、あの街がまだウクライナであれば」と彼女は言う。

「ウクライナに帰りたいと強く願っている」

jp.reuters.com/article/ukraine-crisis-mariupol-deportations-idJPKCN2MD0GV