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jp.reuters.com/article/ukraine-crisis-mariupol-russia-evacuees-idJPKCN2N10CC

>ボグダン・ゴンチャロフさん(26)とその妻、7歳の娘は3月半ば、それまで暮らしていたマリウポリに降りそそぐ砲弾から逃れ、結果としてウクライナ南東部のロシア軍支配地域に入った。他のウクライナ難民がシベリアに送られた噂を耳にし、何千キロも離れた土地に移送されることを恐れたゴンチャロフさんは、あるロシア人ボランティアに連絡を取った。このボランティアが、ロシア国内を抜けて対エストニア国境に至る移動を手配してくれたという。「脱出できたのは奇跡のようだ」とゴンチャロフさん。開戦前は建設業界で働いており、現在はスウェーデンでの新たな生活を始めている。

>ゴンチャロフさんのように故郷から引き離され、ロシア国内やロシア支配下の地域に留まることを望まないウクライナ人に対して、ボランティアたちは脱出経路についてのアドバイスだけでなく、当座の資金や移動手段、宿泊先を提供している。

>ロシア出身でジョージア在住のマリア・ベルキナさん(20)は、「皆、いつも後ろめたい気持ちを抱いている」と語る。彼女が運営する団体は、ウクライナ難民約300人のロシア脱出を支援したという。
>他に2つのボランティア団体に取材した。開戦以来、それぞれ1000人以上のウクライナ国民のロシア脱出を支援したという。
>3つの団体はいずれも、支援した難民の多くは、今回の戦争で最も苛烈な包囲攻撃を受けている東部ウクライナの戦略的に重要な港湾都市、マリウポリの出身だと述べた。