「韓国のスペースX」を夢見る…大韓航空、小型発射体エンジン開発に着手
中央日報日本語版 6/3(金) 12:03配信

大韓航空が韓国製小型発射体用高性能エンジンの開発に着手する。

大韓航空は科学技術情報通信部主管の「小型発射体開発力量支援事業」の対象者に選ばれ、小型発射体の
上段部高性能エンジン開発に着手したと3日、明らかにした。

小型発射体開発力量支援事業は2段で構成された小型宇宙発射体を韓国の技術で開発するための事業だ。
2段発射体の下段部にはヌリ号に使われた75トン級エンジンが搭載される。(後略)
https://news.yahoo.co.jp/articles/8c7cf050dbc60af6f6c554b8eec3d347544589b8

まー「夢見るな」とまでは言わんけど、そういう事はせめて自前のロケットの打ち上げを成功してから言えよと。

なおスペースXとは言うものの、再利用型ロケットではなくヌリ号1段目の75トンエンジン4基クラスターを
1基に減らした低コスト型小型ロケットの事。

この手の小型ロケットは推力に余裕が無いから、衛星打ち上げには中型ロケットよりもかえって技術的に難しいし、
打ち上げ回数をガンガン増やして経験値を蓄積しないと信頼性も担保できません。

少なくとも年1回未満のペースでは、遥かに先行する宇宙6大国との差は広がりこそすれ縮まらないのですが。