ニューヨークタイムズが伝えるウクライナ戦争

ロシアの無秩序で欠陥のある作戦に世界の注目が集まっているが、ウクライナもまた苦戦している。
ウクライナ軍は大きな損失を被り、混乱の兆しを見せ、現在戦争の中心となっている東部地域ドンバスのいくつかの長期保有地域から一歩一歩後退している。

ウクライナは、戦争が始まるとすぐ、最小限の訓練を受けたボランティアを派遣することに頼った。士気の低下が表面化している。
ある部隊は悲惨な状況に抗議するビデオを撮影した。兵士たちはインタビューで「弾薬不足で大砲が鳴りをひそめることがある」と語った。

ウクライナ政府は死傷者の数をほとんど隠している。ゼレンスキー氏は4月16日、ウクライナの死傷者数を3,000人未満と発表したが、
今週の発言(ゼレンスキー大統領は、戦闘で毎日60?100人の兵士が死亡、約500人が負傷していると述べた。)は、現在の数字がはるかに高いことを示唆している。

少なくともいくつかの部隊では、志願兵の士気も問題になっている。戦争が始まった当初、ウクライナの領土防衛軍に入隊した人の多くは、
自分たちの任務は故郷を守ることに限られると考えていた。教師、コンピュータープログラマー、タクシー運転手など、そのほとんどが戦場での経験がない。

深刻な砲撃を免れた西部の都市リヴィウでは、妻や母親が、夫や息子が東部の戦闘に投入されることを恐れ、抗議の声を上げている。
指揮官のクプリイ氏は不安を解消するため、コンサートホールで約200人の女性たちと面会したが、会話は悲鳴や泣き声に終始したと地元メディアは報じている。

近くで戦車の砲弾が爆発し、爆風で肺を損傷したボフダン・イェルマク軍曹は、ウクライナの司令官は時々攻撃を要請するが、
砲台は弾薬不足で命令を実行できないと語った。「彼らは雨の日のために弾薬を節約していると言っている」と彼は言った。

スロビアンスク北部の戦闘で負傷したミコラ・ポコティラ軍曹は、「今のところ、東部のウクライナ兵は、砲撃に耐えながら苦境に立たされている」と話す。「こんな地獄は見たことがない」
以上、抜粋。

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