佐々木鏡石@『じょっぱれアオモリ』今冬、角川スニーカー文庫より書籍化
@Kyouseki_Sasaki
北海道・北東北の縄文遺跡群が世界遺産登録されましたけど、アレの何が凄いかというと

「定住してたこと」

らしいです。

曰く、文明以前の人々が1万年間も同じ場所に定住したと思われる記録は日本以外にないんだそうですよ。→

佐々木鏡石@『じょっぱれアオモリ』今冬、角川スニーカー文庫より書籍化
@Kyouseki_Sasaki
そりゃ当たり前ですよね。農業もしていない縄文時代、狩猟採取に必要な獲物や木の実を取り尽くしてなくなれば、移住するのが当たり前ですわ。何代も住んでれば墓場も足りなくなる。

なのに日本の北海道・北東北の縄文人は、長ければ数千年間同じ場所に住んでた。

これはおかしい。→

佐々木鏡石@『じょっぱれアオモリ』今冬、角川スニーカー文庫より書籍化
@Kyouseki_Sasaki
歴史学的に人間が定住を選んだのは、農業の安定と引き換えだったそうです。農業と狩猟を比べると、農業の方が圧倒的に重労働なんです。それでも人類は、重労働と引き換えに安定を選んできたんですよ。

しかし縄文人だけは農耕をしてないのに何千年間も同じ場所で暮らしてるんですよ。→


佐々木鏡石@『じょっぱれアオモリ』今冬、角川スニーカー文庫より書籍化
@Kyouseki_Sasaki
「人間は農業に飼い慣らされて定住を選んだ」という歴史の通説に、唯一めっちゃ逆らってるのが北海道・北東北の縄文遺跡群なんですね。農業に飼い慣らされることなく、1万年間も生を紡いできた縄文人のガッツが世界遺産登録を呼び込んだ。

我々東北人の御先祖様は凄かったんですよ。