>>851
窮屈な世相は、アメリカとの外交や貿易が破綻した頃であって
大正頃までは、国民が堂々と軍部の無為無策を非難していた。
日露戦争で日本海の制海権をロシア海軍に脅かされた「第二艦隊事件」や、
講和交渉が手ぬるいと、群衆の暴動が発生した。「日比谷焼討ち」
おかしくなってきたのは、昭和13年の支那事変の長期化の頃であって
その最後の7年間を以て、「戦前」と一括りに語るのは賛同できない。