プーチン氏、欧米を痛烈批判 「一極世界の時代」の終焉を宣言
https://news.yahoo.co.jp/articles/d2ea8cf807ed709169279897d4daa41e54f5ea8a
プーチン氏は演説で「米国は冷戦に勝利したとき、自分たちは地上における神の代理人であり、何の責任も負わず国益のみを
有する国民だと宣言した。そして、こうした国益は神聖なものだと宣言した」と指摘。いまや国際関係は一方通行となり、
世界の不安定化を招いているとの認識を示した。

プーチン氏は登壇するなり、前置きなしに米国やその同盟国への批判を展開。
「彼らは妄想にとらわれ、過去の中に自分たちだけで生きている。自分たちが勝ったのだから、
あとは全て植民地、裏庭だと考えているのだ。そこに暮らす人々は二級市民だと」と指摘した。

プーチン氏はこれまで、ウクライナ侵攻の決定について、ウクライナが欧米と外交・安全保障上の
つながりを強めていることへの対抗措置と位置づけてきた。先週には、ウクライナでの戦争の目的は
ロシアを帝国として復活させることにあると示唆していた。