とりあえずソース読むにタクシー会社は制裁で瀕死になるそうです

ロシア経済、前途は多難 制裁が効き目
https://news.yahoo.co.jp/articles/5684f43983ea6215850db7261599bba739a6ac44
ニキータさんというタクシー運転手に出会った。彼は勤務先の小型タクシー会社について、前途多難だと予感する。
「タクシーはあっという間に古くなるから、タクシー会社は頻繁に車両を換えなくてはならない」とニキータさんは説明する。「でも戦争が始まってからは、車のルーブル価格がとんでもなく上がってしまった。だから私たちのタクシー会社には当分、新車は入らない。古い車を使うしかない」

では、「反制裁車」は解決策になるのかだろうか。少なくともニキータさんは、急いで買うつもりはない。
「エアバッグがついていたとしても、ラーダ・グランタはとても小さくて、乗り心地は良くない」からだという。

「ロシアは危機を経験していない。だが、経済的な消耗の時期に入りつつある。秋冬までには、より厳しい現実に直面する。とりわけ、ヨーロッパによるロシア産石油・石油製品の禁輸の効き目が出て、政府が支出を減らさざるを得なくなった時が問題だ。ロシアは今後2〜3年は、経済の停滞を避けられない。問題は、それが10年続くのかどうかだ」

「ロシアは西側の技術を輸入できずにいるが、それを自国で代替できない。中国は、制裁対象に含まれる技術をロシアに提供しないと明言している。そのようなことをすれば、二次制裁を受けるかもしれないからだ」

「ロシア経済が機能しなくなるとは思えない。ただ、技術と効率のレベルはかなり下がるだろう。世界との差は一段と広がっていく。ロシア経済は取り残されるだろう」