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いや元々政府に金がなかったことが原因らしい>有機農業への傾斜

「国内の農業をすべて有機農業にする」というスリランカの壮大な計画はなぜ失敗してしまったのか?
https://gigazine.net/news/20220714-sri-lankas-organic-farming-failed/
>スリランカでは1960年代から、合成肥料を購入する農家に対して補助金を与えており、これにより米やその他の作物の収穫量が従来の2倍以上に
>なりました。そのおかげで、1970年代に深刻な食糧不足に見舞われた際も、収穫量の多かった茶やゴムの輸出で外貨を獲得し、食糧を他国から
>輸入することで安定した食糧供給を保つことができたとのこと。農業生産性の高まりによって余剰労働力が発生し、都市化が進みましたが、2020年
>には肥料の輸入費および補助金の総額が5億ドル(当時のレートで約550億円)に達していました。
>ラジャパクサ大統領が就任してから数カ月後、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のパンデミックが発生し、スリランカの観光業は大きな打撃を
>受けました。2019年には観光業がスリランカの外貨獲得源の約半分を占めており、2021年初頭にはスリランカ政府の予算と外貨準備は深刻な危機に
>陥ったそうです。
>そこでラジャパクサ大統領は、国内の農業すべてを有機農業へ移行させる政策を一気に推進し、2021年4月に「化学肥料や農薬を禁止する」と発表
>しました。これには選挙公約を実現することに加え、肥料購入費や補助金のカットによる支出削減というメリットもありました。