アメリカ空軍がBWB(ブレンデッドウィングボディ)機の
フルスケール実証機を2026年までに飛ばしたいとのこと。
B767やA330世代と比べると30%の効率性向上という謳い文句がある。

全翼BWB機は空中給油機としてかつて何度か取り上げられたことがあったか
(旅客機スタイルより液体の輸送には適するらしい)、立ち消えになってきた経緯がある。
BWBの給油機、輸送機の構想がステルス機含めいくつかあって各社で風洞テストなども行われている。
今はKC-Z構想にてこの種の機体が検討されているという。
運用としてはステルスでより敵地近くで給油という使い道が考えられるか。
やがてはC-5やC-17の代替え機もこの種の機体でという考えもあるようだ。

ここからは妄想に近いが、BWB機の模型を見ると概ねのっぺりとしている形状で、
軍用輸送機が得意とする嵩張るが重くはない荷物に適しているとは思えない。

>Air Force Wants Blended Wing-Body Aircraft Demonstrator Flying By 2026
>The Pentagon is looking again at the potential of blended wing body aircraft to meet its future tanker and transport requirements.
>by Thomas Newdick Jul 22, 2022 6:58 PM
>https://www.thedrive.com/the-war-zone/air-force-wants-blended-wing-body-aircraft-demonstrator-flying-by-2026