岸田政権「安倍氏からの自立難しく」 与良正男専門編集委員
毎日・世論フォーラム(毎日新聞社主催)が4日、福岡市であり、毎日新聞の与良正男専門編集委員が「安倍氏の死と参院選後の日本政治」と題して講演した。安倍晋三元首相が銃撃され死亡した事件で「日本の政治は大きく変わる」と指摘した。

 与良氏は、参院選に勝利し、衆院解散がなければ3年後まで大きな国政選挙がない「黄金の3年間」を迎えるとみられた岸田文雄首相の政権運営について「安倍氏からの自立がテーマだったが難しくなった。『安倍さんの遺志を忘れるな』という言葉が全ての局面で出てくる。大変な3年間になる」と分析。防衛費増額や憲法改正などの課題に、政策転換も含めて安倍氏の「お墨付き」を得て、保守層の理解を得ながら取り組むとみられた図式が事件の影響で崩れたと指摘した。

 事件を機に世界平和統一家庭連合(旧統一教会)と、安倍氏の祖父である岸信介元首相や国会議員の関係、2015年の名称変更の経緯に注目が集まる現状に「公然の秘密が明らかになった。政権党を大きく揺るがしている」との見方を示した。【石田宗久】

安倍の意思を忘れるなとかそういう問題ではなくワイドスクランブルで政治評論家が言ってたが安倍路線が国際情勢への現実路線であり変えようがないというのをいつになったら理解するのか?
「独自性」を出すために変えたらやばい。頭の悪い働き者確定。