旧版でお笑いだった銀英伝のドイツ語の話
タイトルがひどいw

https://news.yahoo.co.jp/articles/56fc7ad051b513291bba40b8a6962ede28e9d29c
『ノイエ銀英伝』ドイツ語監修「私は如何にして心配するのを止めて『銀英伝』を愛するようになったか(マライ・メントライン)

『ノイエ銀英伝』のドイツ語監修を担当
『銀河英雄伝説』皆様ご存知ですか?

私は超知ってます。何故かといえば、アニメ版『銀河英雄伝説 Die Neue These(以下、ノイエ銀英伝)』にてドイツ語監修を担当しているからです。
銀英伝といえば作中のドイツ語がちょっと変ということでさんざんイジられたことでも有名ですが、ノイエ銀英伝では「アレはドイツ語ではなく、遠未来の既得権サークルが文化的なカッコつけのため、
古代語たるドイツ語を不完全に再現した【銀河帝国語】なので超ノープロブレム」(銀河帝国はルドルフという一政治家が選挙で皇帝に選ばれたのち、近世ドイツ社会を模倣したという設定となっている)という、天才的な解釈と割り切りでこの問題を克服。よって、

・「ファイエル!」とか有名な表現はそのまま!
(「Feuer」は本来フォイヤーと発音するのだ)
・書き文字のたぐいは正確なドイツ語表記で!

という「大胆でデカい嘘」と「精密・正確なディテール」の組み合わせで「わかった上で敢えてやってるんです」感をかもし出す仕様になっているのです。素晴らしいぞ。