人間でも大きすぎると動けなくなる訳だから、より大型の動物ではもっと深刻となり、20tにも及ぶ絶滅動物のマンモスや、100tに及ぶ恐竜のアルゼンチノサウルスだと、本来なら立ち上がる事さえ難しいって理屈になる。

これは重量制限の厳しい鳥だと更に深刻となり、アホウドリ程のサイズでもその場から羽ばたいて飛ぶ事が出来ず、一定距離を滑走しなくては空に上がれないなんて事になる。
だが過去にはアルゲンタヴィスが推定70〜72kgもありながら、どうやら空を飛べたらしい。理論上限は25kgなのに……翼竜のケツァルコアトルスに至っては200 - 250kg。

現代科学では、こいつらが何故ちゃんと空を飛べたのか理論的に説明出来ず、だから「地球の重力は昔は弱くて、だんだん強くなってきたんだ」なんて冗談も出てくる。