>>933
>大西洋をしょっちゅう横切って会談していたルーズベルトやチャーチル

チャーチルは今のゼレンスキー大統領のように必死に米国の援助を求めていたね
戦争前期の1942年当時は米英にとっても今後どうなるか分からない情勢

そんな大変なときにわざわざアメリカに行って大統領と直談判する理由だが実は重大な案件が2つ有った
 一つめは原子爆弾の開発。イギリスだけではとても無理でアメリカの力が必要
 二つめは、わからず屋のアーネスト・キングを何とかしてくれ、とルーズベルトに頼み込むこと

アメリカ軍は統合参謀会議で軍事戦略上の重要事項が決定されるが、この中で重要な人物は実質的に二人
陸軍マーシャル参謀総長と、海軍アーネスト・キング艦隊司令長官

チャーチルはドイツ打倒派のマーシャル参謀長を気に入り「勝利の組織者(organizer of Victory)」と褒めるほど
しかしキングには困り果てる

イギリスに派遣された米戦艦2隻は独仏両国に各一隻ずつ振り分けると考えたら話しは合う。同年のフランス戦艦との戦闘も有名
しかしチャーチルはもっと支援してくれ!と要求するがキングは拒否。他のほとんどの戦艦は日本向けとする

チャーチルのアメリカ行きには、そんな理由があったわけ