>>497の続き

これは電文通りの意味、本来ならサンベルナルジノ海峡出口で
備えているはずの第三十四任務部隊の現在位置を知りたくて
照会したのではない。

ニミッツ長官は、小沢機動部隊攻撃のため北上している
ハルゼー直率の空母部隊と一緒にいるだろうと推測していたが、

「現場指揮官に干渉するのをひどく嫌ったニミッツは、
ハルゼーが優勢な情勢下で、戦艦群を最もうまく使用することを
彼に再考させるための注意喚起として、このメッセージを意図していた」
                   (『ブル・ハルゼー』ポッター/著)p607