>>614の続き

一方のフレッチャー少将は、当事者ですから、
自隊が追い詰められている状況を正確に把握していた。

The foggy night of 3-4 June proved especially tense for the task forces 
that were, in Fletcher's words, "biting their nails" wondering
why the enemy carriers had not yet appearred.
                        (『Black Shoe Carrier Admiral』)p239

「6月3日~4日(日本時間4日~5日)にかけての霧に覆われた夜間、
米機動部隊が極度の緊張感に迫られていたことは、フレッチャー少将の
”爪を噛んでいた”という言葉に表われていた。

曰く-なぜ敵の空母部隊は未だに姿を現さないのだ?」