>>91の続き

陸軍の堀少佐は、昭和20年1月9日の米軍の比島リンガエン湾上陸を的中させ、
「マッカーサーの参謀」と言われた情報の専門家です。

後世の我々が通信記録を調べる場合、
どれが正解で、どれが誤報かわかりますが、
当時の人にはそれが分からない。

的中した一通の敵空母らしき呼出符号の裏には、
何十通もの”外れ”があったはずです。
その当たりだけを取り出して、油断だの慢心だの叩くのは
机上の空論でしかない。

自戒したいものですね。