ISW論評
https://www.understandingwar.org/backgrounder/russian-offensive-campaign-assessment-september-11
ウクライナ軍はロシアに作戦上の大敗北を喫し、急速な反攻でハリコフ州のほぼ全域を奪還した
ウクライナ当局は9月11日、ザポリジャー原子力発電所の最後の稼働炉を停止させた。
ロシア国防省は、ロシア軍がハリコフ州の最東端を除く全域の拠点から撤退していることを確認した。
ロシア人ブロガーは、ロシア軍がハリコフ州東部の陣地から撤退した後、クピャンスクからイジュムに流れるオスキル川を新たな最前線と定義している。
ウクライナ軍は、国際国境の南にあるVovchanskとVelykyi Burlukに進駐した。
ウクライナ軍は陣地戦を継続し、南軸に沿ってロシアの軍事、兵站、輸送資産に対する攻撃を実施している。
ロシア軍は、Avdiivka と Bakhmut 地域で限定的な地上攻撃を行った。
ロシア当局は、ウクライナでの活動を支援するために、外部のさまざまな情報源から戦闘力を引き揚げ続けており、志願者の補償に苦慮している。
最近のウクライナの反撃が成功したことが、ロシアが併合住民投票の無期限延期を発表した一因と思われる。