ドネツク、ウクライナ、8月24日(AP)― ウクライナ東部で、親ロシア派武装勢力が実効支配するドネツク州の州都ドネツクに対するウクライナ軍の砲撃で、4人が死亡、10人以上が負傷した。ロシア当局が8月23日、明らかにした。
 この攻撃で、ロシアが一方的に独立を承認した「ドネツク人民共和国」の行政府と、その周辺の建物、ホテルなどが被弾した。
 同共和国のデニス・プシーリン首長は、ドネツクの住宅地を標的にしたとする砲撃で、「西側諸国はドネツクの住宅地域を意図的に破壊することに関与している」と述べて、西側を非難した。
 ロシア国営テレビは、被弾した共和国行政府の建物とされる映像を公開したが、AP通信はこの映像に関して、撮影日時と撮影場所、さらに撮影の状況などを確認できていない。

https://news.yahoo.co.jp/articles/2701c6dbe2dad39cc35f79111230ecf5cdf504b5