【要旨】ISW “ウクライナの反攻: 東部” 1930 ET 29.09.2022 / 0830 JST 30.09.2022
https://twitter.com/GdPanzergraf/status/1575692304454627328

ロシア側情報源は、ウクライナ軍部隊は9月29日の終わりまでに、リマン(Lyman)のロシア軍集団の包囲を完了した可能性が大きいことを示した。

ロシア従軍記者の報告によると、ウクライナ軍はStavky(リマン北10km)でロシア軍防衛線を突破し、
ロシア軍の補給路でもあり戦線離脱経路でもあるTorske~Drobysheveの道路を遮断したという。
また、リマンにいるロシア軍BARS13分遣隊と第752自動車化狙撃連隊は“極めて困難な”状況下にあるとも伝えた。

ロシアの軍事ブロガーのなかには、ウクライナ軍は3方向からリマンを攻撃しつつあり、スヴァトヴェへ向かう
道路を遮断したと指摘する者もいる。複数の軍事ブロガーは、増援がなければリマンはすぐにでも陥落すると述べている。
29日のウクライナ参謀本部の発表によると、訓練不十分な7両のロシア軍戦車部隊がリマン方面に投入されたというが、
このような戦力ではリマン方面のロシア軍の助けにはならないだろう。

ウクライナ参謀本部の29日の発表によると、ロシア第4戦車師団(第1親衛戦車軍)がクプヤンシクで行動しているが、
ここ数週間で相当な損失を出している。なお、同師団はウクライナ軍のハルキウ反攻作戦において、
高性能なT-80戦車をほぼ1個連隊分、喪失した。
そのため、現在クプヤンシク方面で行動中の第4戦車師団は、かなり戦力が低下していると思われる。
https://twitter.com/5chan_nel (5ch newer account)