ドイツ、ウクライナに追加の兵器供与へ 戦車100両含む
CNN 10/9(日) 15:21配信

ドイツ政府は8日、ウクライナにさらに多くの兵器を引き渡すと発表した。
防空システム「IRIS―T」に加え、ギリシャやスロバキアから調達した戦車計100両が含まれる。

ランブレヒト独国防相は、安全保障上の脅威が高まっていることを受け同国が新たに装甲歩兵旅団を創設する方針を示した。
バルト海のリトアニアに駐留しているドイツ軍部隊を訪れた際に述べた。
この旅団は必要な事態が生じれば、リトアニアへ迅速に派遣されるだろうとも語った。

国防相はまた、北大西洋条約機構(NATO)は防衛力の強化に取り組む必要があるとの認識を表明。
厳しい情勢が広がる時代に直面しており、NATOの防衛力の欠落部分を把握することが重要とし、防空面はこの一つであり
緊急な行動を起こす必要性を訴えた。

一方、フランスのマクロン大統領は8日までに、ウクライナがフランスの兵器製造企業などから直接、装備品を購入できる
1億ユーロ相当の基金を発足させると発表した。
チェコの首都プラハで先に開かれたEU指導者の非公式首脳会議後の記者会見で明かした。

ウクライナはこの基金を利用し、侵攻したロシアへの抵抗や抗戦を支えるのに必要な装備などを直接調達できると強調した。

マクロン大統領はこれより前に、ウクライナへ榴弾砲「カエサル」を追加供与するとも発表していた。
https://news.yahoo.co.jp/articles/fe1728dc525cc1a063559e8e88759c03ab332248