ロシア軍、戦力再建「2~4年」 侵攻でミサイル枯渇 エストニア国防相
時事通信 10/19(水) 17:02配信

エストニアのペフクル国防相は18日、ロシア軍の戦力がウクライナ侵攻によって疲弊し、2月の侵攻開始前の水準を回復するには
「2~4年を要するというのが共通認識だ」と述べた。 訪問先のワシントンで記者団に語った。

ペフクル氏は、ロシア軍のミサイル在庫が枯渇し、地対空ミサイル「S300」を通常のミサイルとして用いていると報告を受けたと説明。
ロシア軍の使う砲弾が老朽化し、着弾前の空中で爆発するケースもあるという。

また、西側諸国の制裁でロシアが重要部品を調達できなくなり、とりわけ航空機製造やヘリコプターの整備・補修が打撃を受けていると指摘。
「制裁でロシアに影響を及ぼす新たな方策が見つかれば、それを実行する必要がある」と述べ、ロシアに圧力をかけ続けるべきだと訴えた。

一方、ロシアが通常兵器による攻撃で既に「ウクライナに恐怖を与えている」と分析。 核兵器使用に踏み切ることはないとの見方を示した。 
https://news.yahoo.co.jp/articles/6ab34137c6ea0efd3def495db9cf68493711d8dc

仮に冷戦期80年代のソ連ならこの程度の損失は2-3年で回復できたでしょうけどね。

しかし今は軍の規模も軍需企業の生産能力も桁違いに減っているし、冷戦期の武器在庫も余程の旧式ポンコツ以外はあらかた掃き出し、
育成に時間のかかる将校や専門性の高い下士官も大量に失ったのだから、10年かけても取り戻せるか怪しいレベル。

むしろこのままロシア軍どころかロシアという国そのものを不可逆的に没落衰退させうる程の大損害ですが。