とうとう買ってしまったT-4武装化の小説『オーバースペック』。

J-Wings掲載分に加筆修正を施したものだという。
現代ミリタリーエアクラフトの時点でニッチの三乗である。
連載時もなかなかアレなネタが満載だったので気になっていた。

小説内のネタをつらつら記載する。
なお名称は現実のものに差し替えてある。

・時はX-2が飛び各国で第五世代機のテストと配備が進む2010年代後半以降。
・T-4をテレビバラエティで「戦闘に出られないの、ざーこ」と煽られたので
 メーカー主導で既存機改修(マジ)
・「軽攻撃機化は金がかかる」から、用途を絞って軽迎撃戦闘機化。
 エンジン・サブシステムはほぼ取っ替えで主翼は補強、新たに
 データリンクとレーダーシステムを装備。
 武装はSRMx4。安価()。
・武装化を意図しない官を騙すためにサブシステム更新で
 機体延命と言い張る。
・この飛行機の実用化で「戦力に厚みが出る」。有事には一線機は
 消耗するから、こういう「安価な補助戦力」が重要になると。
・なお邪悪なる空自OBはこの計画をジャマする。

大体連載時の記憶どおりだった。
他にもネタはあるがお腹いっぱい。

安価っていくらだよ。計画コストが出てこなかったぞ。