親露派のドネツクの治安部隊の指揮官のホダコフスキーが、2~3か月くらい前だったか、
ロシアの現状や将来についてテレグラムで評論しかつ他のアカウントと議論しているなかで、
ロシアをまとめるにあたって落としどころは結局ロシア正教なんではないかと書いてた。

彼は、ソ連で育って赤軍将校となるべく人生をスタートして、その後まもなくソ連崩壊となって
ウクライナ国籍を付与され、2014年あたりの騒乱のなかで、本人によれば「保守的な」方向を
選んだ結果、政府に対して反逆する分離独立戦争に加わったような人だが、宗教の話はふだん全くしない。

逆に公共事業の利権あさりを嫌悪したり、行政権力や官僚に不信感をもっており、信仰というより
は社会に関心があるので、かりにコミュニストだと言われても驚かない。そのホダコフスキーが
落としどころは宗教だというのだから記憶に残った。