>>993
いずも型は元々DDHであり、ひゅうが型とローテを組むことができることから2隻でした。しかし、空母へ改修となれば話は変わってきます。
現在の海自のローテは1隻が万全な状態で現場へ、1隻が訓練へ、もう1隻が定期点検へ、といったような状態です。
DDHのままならひゅうが型と組めるため問題ありませんでしたが、固定翼機母艦になるとひゅうが型とは組むことができず、必ずどこかで固定翼機母艦が展開できなくなる。
どこかで必ず防空に穴が開くということです。
海自が保有している輸送艦が3隻あるのもそれが理由です。DDHは同じ任務の艦艇が必ず複数隻いたことと、多くの人員を必要とするため同じ艦級は2隻でしたが。

平時ならひゅうが型に頼めばいいかもしれませんが、有事となればそうはいかない。
いずも型に与えられた「太平洋における防空」は、あくまで役人が後から無理やり与えた任務である以上、必ずどこかでボロが出ます。