>>259の続き

加来艦長は、航空術学生出身なので航空屋と言えますが、
他の航空出身将校とは違って、少し異色の経歴です。

航空術学生の後にずっと航空畑を歩んだわけではなく、
砲術高等科、さらには専攻科、海軍砲術学校教官まで務めている鉄砲屋
少佐になって航空に戻ってからは航空一筋ですね。

ミッドウェー海戦の印象が強いので、いつも山口少将と一緒に居たように
思われがちですが、飛龍が二航戦旗艦になったのは一か月前の
昭和17年5月からなので、真珠湾攻撃やインド洋では蒼龍が旗艦だった。