>>509
厳密には山本主体自身の部隊行動計画及び通信計画を見なければなんとも言えませんが、

MI作戦スケジュール通りに米艦隊が日本潜水艦に発見されたならば、
当該発見潜水艦の発見電報、先遣部隊(6F)からの警戒・作戦指揮電報、軍令部第一部(作戦)等からの
警戒電報が、直接受信や東京通信隊から繰返し再放送されるはずです。
その場合は「予定通り」ですから、山本主体は自らの無線封止(戦闘電波管制)を継続すると思われます。

山本主体が自ら無線封止を解除するのは、自らが見方潜水艦の米艦隊発見電を受信していながら、
味方部隊の通信状況に何の変化も無いような「通信異常」と判断した場合、
あるいは米艦隊が作戦予想外の時期や場所に出現・発見され、MI作戦の修正や作戦指導が必要と判断した場合でしょう。