>>863の続き

このとき、司令部では源田航空参謀らが中心となって協議した結果、
重い魚雷を抱えた雷撃機の発艦は困難と判断し、
第一次攻撃隊は零戦隊と艦爆隊のみと決定、艦内に通達した。

これに驚いたのが雷撃隊搭乗員たちで、
血相を変えて艦橋に飛び込んできた。
「このくらいのローリングでやめたんじゃ、なんのための猛訓練だったのか!」

草鹿参謀長や源田参謀がなだめようとするが、聞く耳を持たない。
狭い艦橋内は騒然となります。