そういえば最近はウリナラの誇るウェブトーンもあんまりホルホル自慢の声を聴かなくなったなぁ。

金になりそうなジャンルや商品が出ると、我も我もと新規参入して大量供給が始まるも、あっという間に
供給過剰に陥り利益率は加工の一途を辿り、粗製乱造のツケで顧客にも飽きられ市場は崩壊・・・

といういつものパターンをそろそろ迎えつつあるのかも。

スマホ配信に特化したウリナラウェブトーンは、既存の紙媒体の漫画と比較して桁違いに流通コストが安く、
不良在庫や印刷の手間もかからないし、海外展開もひどく容易と言う大きな長所がありました。

しかしそれで日本漫画を駆逐するには、韓国の漫画の質や層が日本のそれと比べて未だ大きく劣っているし、
膨大なコンテンツの蓄積と広範なメディアミックスによる訴求力の高さは、数年で敗れる物ではありません。

20年30年という長期スパンで畑を耕すように市場と書き手を育てる余力があればまた話は別なのでしょうが。