上からいくつか例を挙げてみよう。ソースを上げてるものが少ないので「たぶん」が多くなるのは仕方なし、として

> 117
> 16分間に8斉射し必中弾2発を期していた・・・・「日本築城史」

砲戦距離が書いてないが、たぶん2から3ノットの低速標的を近距離で撃つことを想定したもの
当時の装備で遠距離の高速目標に命中弾を与えるのは難しい

> 349
>(砲台と交戦)「連合艦隊2セットすり潰す覚悟がいる」との評価は伊達じゃない

戦前の帝国陸海軍がそんな言葉遣いをするはず無いので、たぶん戦後の軍事評論家の評価(歴史群像の記事)
記事を見ると、要塞砲は最大射程でも近距離と同じ命中率という非現実的な思考実験だった

> 130 391
> 距離1万mで測距誤差遠近20m
>「日本の要塞」学研

これは、たぶん実測値や計算で求めた誤差では無い。数字のキリが良すぎるため

「重砲兵将校陣中必携」によると正切法(三角関数・tangent)なら「2/1000」(誤差/距離)とされているので
筆者は、これか、または同様の資料から数値を拾って、距離1万mなら・・・と数字を当てはめただけと思う

古い記事は、特に砲術関連が全然当てにならないので、改めて見直す必要がある