山本五十六「やってみせ、言って聞かせて、させてみせ、ほ  
めてやらねば、人は動かじ」
いくらやってみせ、いくら言って聞かせても○○には永遠に分からじ

海岸射撃具も艦載測距儀も、距離算定は三角測量
①基線の両端の底角、つまり2点からそれぞれ目標の方位角を測定して
②三角形を作り目標までの距離を計算する

この①測定と②計算というプロセスの違いを全く理解できていない

海岸射撃具も艦載測距儀も、目標への方位角を光学で測定するのは全く同じ
測角誤差は同じ1秒としたとき、両者の基線長の長さの違いが圧倒的な測距誤差の違いを生む
最初から①の話しかしていない

①の観測により底角が定まれば、観目距離は一意に定まる
それが②
その計算をホイートストンブリッジでやるか、カムや歯車で機械的にやるかの違い
手段の違いだから、別に海岸射撃具で機械的に計算しても良いし、艦載測距儀で電気的に計算しても良い
ただ、観測点が何キロも離れている海岸射撃具では電気信号で測角データを伝えるのが現実的と言うだけ

艦上測距のフィスク式でもホイートストンブリッジが導入され、日本艦にも搭載されとる