フランスに「ミツコ」という、日本人女性名が付いた香水がある
フランス人作家クロード・ファレールが、日露戦争中の日本を舞台に、
日本海軍将校とその妻、英海軍駐在武官の三角関係を描いた、
「ラ・バタイユ(戦闘)」という小説のヒロインにちなんだ命名である
 
商品名に使われたことからも分かるように、ラ・バタイユはベストセラーとなり、
1920~30年代には何度か映画化もされ、本国ではヒットしたのだが、日本公開時には
「帝国海軍軍人の妻が、外国人と不倫する」
「日本海海戦の日本の勝利は、英海軍駐在武官の密かな活躍のおかげ」
とう2点が問題となって、多くのシーンがカットされてストーリーが意味不明になった上、
外国映画あるあるの、勘違い日本のシーンが多く、不評だったようである