>たとえば旧ソ連への「対抗」を大義名分として導入された90式戦車というものがあります。私は一九九五年の国会で「この戦車の使い道は」と聞いたことがありますが、政府は荒唐無稽(むけい)な答弁しかできませんでした。

>それから本当に、使い道がまったく分からない90式戦車、これをまだ買っているんですね。

>その典型の一つが戦車です。1990年度から2009年度まで購入がつづいた戦車に「90式戦車」というものがあります。「90式戦車」は、ソ連軍による北海道への上陸侵攻を想定して開発された戦車でした。当時ソ連で新型の大型戦車が開発された。そこで「ソ連の大型戦車に負けないもっと大型の戦車をつくろう」(笑い)ということで、「90式戦車」がつくられました。1両約10億円、そしてたいへん重い戦車です。1両50トンもある戦車をつくりました。日本の国道の重量制限は通常40トン(笑い)、橋は25トン(笑い)であり、いったいこの戦車で国内の道路や橋を移動できるのかがたびたび問題になりましたが、政府は、「橋を渡れない場合は水の中も潜れる」(笑い)、「分解すればトレーラーで運べる」(笑い)などと強弁して導入を推進しました。ところが、実際の配備が始まったのは、ソ連が崩壊した1991年以降でありました(どよめきの声)。ソ連軍がなくなったのに、ソ連軍に対抗することを目的につくられた「90式戦車」の購入をなぜつづけるのか。「非現実的」といえば、これ以上「非現実的」なことはないではありませんか。(「そうだ」の声、拍手)

こっちは志位。

共通しているのは日本の道路が通れないってのと、ソ連が崩壊したら日本の敵は世界のどこにも居ないという大嘘を大前提にしているところ。海コンのトレーラーが通せる道路なら90式も通せるし、近隣諸国は全部敵という戦略環境は冷戦期と変わらないという現実は、共産党にとって関係ない。
そしてなぜかID:SGX8x3VU0は「北海道でしか使えない」と「共産党と同じことを言ってる」わけだ。