alos-3の喪失をいまだに引きずってる…。
もし後継機の打ち上げまでに災害起こったらどうするのよ…レーダー担当のだいち2号の寿命も尽きてるのに…。

これまでNASDA系ロケットの初号機には最悪失っても良い衛星やダミーペイロードを載せてたのに、何故かH3では実用衛星にした挙句に失敗。
一応H2Aは本来搭載予定の衛星の開発が遅れて結果的にダミーになっただけだし、H2BはHTV1号機を載せてたけど、それらは基本的に既存ロケットの改良だったわけでリスクが違うし。

H2ロケットの頃はロケットとそれに載せる衛星の価格は同じくらいだったけど、H2Aで半減させて、そこからさらにコストを低下させる事がH3ロケットのコンセプトだったのに、試験機から実用してケチっても微々たるものじゃん…。

MHIからしたら試験機に実用衛星を載せられて本当に無駄なプレッシャーになったし、alos-3は喪失したし、防衛省からすればミサイル発射検知用のセンサの宇宙実証を2年も待たされた挙句に喪失したし、最悪の形で前例を覆して試験で実用するという工学的博打をした結果が出た。

人を責めたくはないけどこの判断になった経緯は検証して欲しい…。
当然一番に財務省が悪いけど、jaxaも結局失敗するなら2年も待たせた理由はなんなの。
LE-9エンジンは元々段階的開発をする計画なんだから、2年でLE-9の完成度が低くても複数回打ち上げてシステムの成立性や完成度を高める事はできなかったのか。

ぶっつけ本番で一点の曇りもなく成功させるなんて無理に決まってたのに。