日本は戦略爆撃思想が希薄だったからね 特に陸軍は仮想敵のソ連と戦争になった場合を考えるとシベリアには戦略爆撃するターゲットが無いと言う理由があったにしても当時欧米で流行っていた戦略爆撃思想を取り入れる余地はあったと思う
若い現場の将校からは1939年に中国戦線での戦訓から戦略爆撃機の必要性について意見具申が度々あったんだが、陸軍航空当局は取り上げなかった 一方の海軍は4発爆撃機の計画を持っており海外から技術導入を図っていたのだが・・
陸軍に是非売りますって言ってきたFw200の時はやっぱり要らないで破談 米陸軍が高すぎるって買ってくれないB-17を日本で買えないか交渉しに行ったんだけど交渉以前に要求仕様を準備できず破談 海軍がDC-4を導入して深山作るって言うから中島に完成したら陸軍用でキ68にするから出来たら起こしてって言ってて、そのまま失敗しても何も手を打たず
これでは曲がりなりにも中攻隊を使って戦略爆撃を実施・研究していた海軍を抑えて統一空軍を設立出来るだけの理論も説得力も持てなかったと思うよ