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習近平氏が「琉球」に言及、中国との「交流深い」…沖縄の帰属巡り揺さぶりか
読売 6/9(金) 21:46配信

中国共産党機関紙・人民日報は4日付の1面で、習近平国家主席が、沖縄県尖閣諸島に関連して琉球(沖縄)と中国の交流に触れた発言を伝えた。
香港紙・星島日報は8日、習氏の就任後に初めて公開された琉球に関する発言だとしている。
日本が台湾問題への関与を強める中、中国政府の揺さぶりとの見方も出ている。

人民日報によると、習氏は今月に史料館を視察した際、明代の釣魚島(尖閣諸島の中国名)について説明を受け、
「(福建省の)福州で勤務していた際、琉球との交流の根源が深いと知った」と述べたという。

同紙は、日本政府の尖閣国有化を機に対日強硬論が強まっていた2013年5月、沖縄の帰属は「未解決」と主張し、中国に領有権があると示唆する
研究者の論文を掲載した。

今回の記事は沖縄の帰属に触れていないが、
「中国が内政だとする台湾に日本が関与を強めれば、再び沖縄の帰属問題を持ち出すこともありうるとの警告だ」(中国メディア関係者)との指摘がある。
中国外務省の汪文斌副報道局長は9日の定例記者会見で「習主席の関連の活動はすでに公表している」と述べるにとどめた。
https://news.yahoo.co.jp/articles/a5ded32d405ae524e8e46a0c0ebd670c8be0cc10