「戦法」て言葉、ほんと嫌いなんだよね。ドクトリンの上澄みだけの小手先じみて。

将棋で「○○戦法」ったら、だいたいそれこそ「初学者向け」の奇襲「戦法」のことで、冷静に対象されると対抗策でいなされる。
maneuverの本質に触れていない類いのもの。

「攻めて必らず取る者は、其の守らざる所を攻むればなり。
守りて必らず固き者は、其の攻めざる所を守ればなり。

故に善く攻むる者には、敵、其の守る所を知らず。
善く守る者には、敵、其の攻むる所を知らず。

微なるかな微なるかな、無形に至る。
神なるかな神なるかな、無声に至る。故に能く敵の司命を為す。」