>>130
>スーパーカセットビジョン、ファミコン相手に良く持久していたな。
>ソフトもソレなりに出てたし。ドラえもんのゲームがファミコンより先に出ていたのが大きい

とは言えスーパーカセットビジョンはファミコン発売の翌年に発売された後発ハードであるにも関わらず、
ゲーム開発に必要な部分はかなりファミコンに劣っていたらしい。

逆に売り物にしていた要素(同時128個表示可能なスプライトやRGB出力やテンキーボード)は実際の
ゲーム開発にはロクに生かせず、逆に音源やVRAMの貧弱さやコントローラーの操作性の悪さが
足を引っ張る事に。

ファミコンが徹底的なコスト低下のトレードオフとして、性能や機能を絞り込む反面、優れたゲームを
作るうえで絶対に必要な要素を絞り込み考えに考えてハードを構成しました。

それに対してスーパーカセットビジョンは機能や要素の絞り込みが明らかにチグハグで、結果的に
不要な要素を盛り込む反面、後々必要となる機能を省いた事で、後になるほどソフト開発の格差が
開く羽目になりました。

こうしてスーパーカセットビジョンで発売されたソフトは最終的に30本に留まり、ハードの売り上げに
貢献するキラーソフトの類は現れず仕舞いだったのは言うまでもありません。