>>246の続き
(メガドライブの南米市場での展開)
南米各国では、1990年にセガの正規代理店であるブラジルのTectoyによって発売された[17]。

特にブラジルでは、ゲーム機を含むなどの精密機器への「輸入税」が高額であったが、ブラジル国内での製造はTectoyが請け負っており、
マスターシステムやメガドライブは輸入税の影響を受けなかったため、消費者が購入しやすい価格帯に止めることができた。

更に、セガが2001年にゲームハード事業から撤退後もTectoyは両ハードの製造・販売・移植を継続していた。
そのため、2015年の時点で、ブラジルの家庭用ゲーム機市場では健在であった[18][19]。
ソニーもセガと同様にゲーム機の現地生産を行うことで価格を抑える戦略をとっている。

『ファンタシースターII』『III』や『シャイニング&ザ・ダクネス』『幽☆遊☆白書 魔強統一戦』などが移植されたほか、ブローダーバンドが発売した
教育ソフトウェア『カルメン・サンディエゴを追え! 世界編』のコンセプトを使ったテレビの教育バラエティ番組『カルメン・サンディエゴを探せ!
(原題:Where in the World is Carmen Sandiego?)』など、現地メーカーが開発したオリジナル作品も存在する。

2012年度でも、マスターシステムとメガドライブがあわせて年間15万台は売れているなど、販売台数を伸ばしている[20]。

南米市場では約300万台の販売台数を記録している。
また、2009年以降はTectoyによって、音楽ゲームとギター型コントローラーが付属したメガドライブ互換機「Mega Drive 4 Guitar Idol」が
発売された[17]ほか、2013年までの時点においても携帯型メガドライブ互換機「MD Play」などのメガドライブ互換機が販売されている[21]。

これらのメガドライブ互換機は本体にゲームソフトが内蔵されており、カートリッジの利用はできない。
2016年11月にも新型が発売された[22]。
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いやもう異世界おじさんの原作者はマジでブラジルに取材旅行に行けよ。

こんな失われたアマゾンの黄金都市やインカ帝国のマチュピチュよろしく、日本やその他の国々ではとっくの昔に滅びたセガの旧世代ハード文化が
つい最近まで存続し独自ハードまで出していたなんて、ブラジル人のセガ愛ってハンパじゃない。