>>629
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戦艦の砲塔3基の配置パターンは昭和4年に艦政本部が研究をしている
これによるとキーになるのは甲板上の所要スペース(1番と3番の砲塔バーベット中心の距離)と、後方射界

低低低、低高低、低低高、低中高というパターンの中で、砲塔距離を過度に詰めすぎずに低高低とするネルソン方式が、2番砲塔が一番広い後方射界を取れる

不思議なのは、ネルソン級の検討でも、艦政本部の研究でも、妙高高雄方式の配置が候補になっていないこと
大和型の艦型検討の中で前部3砲塔集中案が複数ある中、ネルソン式と妙高高雄式の両方がある
この配置は他にもブルックリン級やネルソン級自身の副砲でも採用されており、認識はされていたのに戦艦主砲で候補にならないのはなぜなのか
今度は前方射界が問題になるのかもしれない