>>867

あと、水中防御のキモはその防御区画の天井の強度だね。

ドイツ式のシャルンホルストやアメリカ式のN.カロライナは、その防御区画の天井が強度構造だったり天井の高さ部位を舷側装甲がガードしたりと要点を押さえてるので、艦がデカイほどイイ。
裏を返せば、艦の特に幅が狭いと効力も大幅減となるけども。

幅が狭すぎて水中防御幅に難があるシャルンホルストも、幅広いビスマルクでは同じ水中防御構造でも額面通りに機能したし、制約下の艦幅相応の防御力でしかないN.カロライナも、より大きな船体なら同じ構造の水中防御でもさらに
効果が期待出来るんじゃないかな。

S.ダコタの方式は、艦のサイズがでかくなって防御幅が拡大できても、多層部の上部接合部が装甲の外側にある以上は、爆圧による押し込まれや変形に対しても問題点はそのまま残るんじゃないかと。