>>514
経世済民とか元になった単語のいくつかは漢籍にあったけど
英語や独語の訳語として当てはめたのは日本
漢籍に無いのもいっぱい作った

「現実的」のような「的」で終わる語というか、こういう「的」の用法は日本で発明された

話は幕末にさかのぼる
幕末に英語の文章を翻訳していた先人はある難題にぶつかった

Dramatic
Realistic
Automatic

これのうち前半は、劇場、現実、自動。でも-ticがわからない。何だこれは?

解決策が見つからないので、とりあえず
劇場てぃく
現実てぃく
自動てぃく

と呼んでみようかと思いましたが、てっくの代わりにticに音が似ている「的」をつけて
劇場的
現実的
自動的

ああ、無事解決!
実は何も解決しないまま21世紀まできたのでした。
ticは本来どう訳すべきなのでしょうか?